アーユルヴェーダは生命の知恵として、ヨガは人の存在、心と身体、自然や宇宙とのつながりを知るための知恵としてインド哲学の礎として知られるヴェーダ(知識を編纂した書)で、著されました。
またアーユルヴェーダは医学、ヨガは自己鍛錬や探究の方法として発展し、アーユルヴェーダの治療の一環としてヨガが活用されてきました。現代でも、インドのアーユルヴェーダ病院では、ヨガのアーサナ(ポーズ)が患者のドーシャ(体質)や症状によって処方されています。
実際の現場を見る・触れることは大切だと考え、度々インドなどに出向いて学んでいる施設を紹介します。
HIHT Ayurveda Centre
アーユルヴェーダ センター
インド、デラドゥン(首都デリーから飛行機で1時間、ヒマラヤの麓)にあるホスピタルにアーユルヴェーダ科が併設されています。空港から10分でアクセスも良く、静かな滞在型の施設です。
Swami Rama Sadna Mandir
スワミ ラーマ サーダナ マンディール
スワミ・ラーマが1966年に創設したアシュラム(精神的修練の場)で、インド北部リシケシュのガンジス川流域にあります。世界中から人々が訪れるリトリート・センター。
<*サーダナとは、精神性を高めるための日々の修練。マンディールとは、寺院や祈りを捧げる場所です>
The Meditation Center
メディテーション センター
ミネアポリス(米国、ミネソタ州)に1972年に設立されたヒマラヤン・ヨガ・トラディションのアメリカ国内の主要拠点。スワミ・ラーマの弟子 Swami Veda Bharati(スワミ・ヴェーダ・バラティ)によって開設。50年以上に渡り、ヒマラヤ伝統のヨガ、瞑想を学び、実践しています。
Holy Family Hospital
ホーリーファミリーホスピタル
創立60年以上の歴史あるインドデリーにあるキリスト教系総合病院内(300床)にアーユルヴェーダ科があります。インディラ・ガンディー国際空港、市内中心部からも30分で都会の通院型アーユルヴェーダ施設です。20年以上毎年、来日されていたDr.Bheema Bhatta先生に師事している事から訪問していました。
Swami Rama Sadhaka Grama
スワミ ラーマ サーダカ グラマ
2002年にスワミ・ヴェーダ・バラティによって設立。インド北部リシュケシュのガンジス川流域にあります。世界中から人々が訪れるリトリートセンター。ヒマラヤの伝統的瞑想、ヨガを学び、実践する場として、自己探究、変革を求める人々のために開かれた場所です。
<*サーダカとは、精神性を高める為の日々の修練を積む人、探究者。グラマとは、村を意味します>